歯を失った時の治療法として、元来の入れ歯やブリッジ以上に多くのメリットがあるのがインプラント治療です。インプラント治療は、口腔内の骨に人工の歯根を作りその上に新しい歯を作ります。入れ歯のように歯茎に義歯を乗せるだけの方法と異なり、使わない顎骨が痩せるという心配もなく、また従来のブリッジのように、健全な歯を削る必要がありません。
インプラントは顎の骨の中にある埋め込む歯根部(フィクスチャー)と、歯の部分に相当する上部構造、その間を連結する至台部(アパットメント)のおよそ3つ部分から構造され、各部をネジで連結する構造になっています。
ネジで連結するというのも、インプラントの特徴です。ネジを用いる利点は分解が可能だということ。ネジを外すだけで各パーツが分解できるので、定期的な点検、清掃、調整が楽にできます。
従来の歯科治療では冠、ブリッジなどの補綴物を装着する場合、通常セメントを用います。ですから、補綴物が破損したり、周りの歯が失われた場合は、補綴物を壊して取り外し、新たな補綴物をつくって装着しなければなりません。
インプラントであればネジを外すだけで各パーツが分解でき、上部構造に修理が必要になった場合でもすぐに対応できるというメリットがあります。
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当院は痛くない、リラックス出来る歯科医院を目指しています。
一般の歯科治療でも出来るだけ無痛治療をこころがけていますが、インプラント治療や
親知らずの治療といった外科処置を要する場合、静脈鎮静法を行うこともできます。
静脈鎮静法を行うと、うたた寝をしている間に治療をすましてしまう感じになります。
静脈鎮静法は点滴で少しずつお薬を入れていきますが、治療前から治療後まで麻酔科で
研鑽した医師が管理しながら安全に行います。
全身麻酔とは違い、完全に意識がなくなることはありません。
一般の歯科治療でも「歯医者へは怖くて行けない」と思っている方はご相談下さい。
静脈鎮静法によって歯科治療への恐怖心やそこからくる心臓のドキドキもなくなります。
どの歯にインプラント(人工歯根)が使えるのでしようか? インプラントは下の顎に歯が一本も残っていない人によく使用されています。下の顎に二本以上のインプラントを入れ、人工の歯を固定します。インプフントは入れ歯をしっかり固定させるための柱の役目をします。
歯を失ってできた大きな隙間は、ブリッジでしっかり固定することもできます。また、大臼歯(奥歯)にもインプラントは使用できます。大臼歯が無くても外見的にはわからないと思うかもしれませんが、ものを噛むにはかなりの問題があります。また、例えば事故で歯を一本失ったという場台も、インプラントは理想的な解決方法の一つと言えるでしよう。インプラントによって、健康な隣の歯を削ったり、傷つけたりせず、隙間を埋めることも可能です。
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